株式会社リューテック

世界で競争できる高い先進性

代表は大学における研究成果を元にして退職後この会社を立ち上げた関係で、技術の高さを追求する方向を目指している。特に他グループと差別化できる点は、結合共振器型ワイヤレス給電システムにおいて共振器間結合の本質を理論的に把握しているのでその量/質の制御に長けていることである。その結果として上記のようなバラエティに富んだシステムへの対応が可能である。又その経歴上教育にも強い関心を持っており、既にワイヤレス給電関係の解説講演は50回以上の経験がある。このような特質を強調するあまり趣味的な経営に陥らぬよう、弟の経営する会社(富士山の銘水株式会社 資本金3.65億円)の役員1名を経営顧問として迎えている。

タカラトミーアーツ社と提携しておもちゃ用ロボット魚へのワイヤレス給電システムを完成させた事例をご紹介したい。もともとこのロボット魚は内蔵電池によって駆動され内蔵マイコン制御でホンモノに近い泳ぎができる。しかし魚の体積の関係でボタン電池しか収納できない為動作時間は2時間と極めて短い。そこで電池を取り除きそこに受電共振器や整流回路などを挿入してワイヤレス給電で任意の時間動くシステムを作ろうと計画した。しかしこのシステム実現には2つの大きな困難があった。1番目は送電共振器と受電共振器の寸法差によって効率が絶望的に低いことである.送電共振器は水槽全体への給電をカバーするために水槽程度以上の寸法を必要とし、受電共振器は魚の中に装填する必要から直径は1cm程度となる。このため結合効率は寸法比の2乗程度すなわち0.1%程度が予想される。2番めは水槽内各所における磁界の向きと強度の非一様性である。この2つの難題の克服のために主として結合に必要となる発生磁界の制御法を開発する為に1年以上を必要としたが、結果的に水槽内どこでも1%以上の効率を確保するに至った。ところが最後の予想外の困難が生じた。それは会社ではロボット魚は活発に泳ぐにもかかわらずタカラトミー社では殆ど動かないという事態が何度も続いたことである。この解明におよそ1年を費やし、ようやく水道水の導電率の問題であることを突き止めた。導電率計を購入して各地の水道水の導電率を測定した結果、驚くべきことに日本国内の水道水は10倍程度の導電率のばらつきを持つことを我々は発見した。そのばらつきに左右されないシステムを開発することが水槽内ロボット魚へのワイヤレス給電システム完成の鍵となったのである。

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企業情報

所在地 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5 龍谷大学 RECホール 315号
電話番号(代表) 077-543-7815
FAX番号(代表) 077-543-7815
Eメールアドレス awai@ryutech.com
ホームページURL http://www.ryutech.com/
代表者名 代表取締役 粟井 郁雄
設立年月日 平成23年3月
資本金 2,650万円
従業員数 6名
業種 学術・開発研究機関
業務内容・概要 1.ワイヤレス給電システムの研究、開発、設計、教育、2.マイクロ波フィルタの設計
主要製品 ワイヤレス給電システム:
基本空中給電システム、2次元給電システム、壁越し・ガラス越し給電システム、水中給電システム、海中給電システム、水槽中ロボット魚給電システム、カプセル内視鏡給電システム
主な取引先 矢崎総業株式会社、ツインバード工業株式会社
取引金融機関 滋賀銀行、京都信用金庫