有限会社 藤三郎紐

草木染めの組紐を伝えて 半世紀!

大津市逢坂に店を構えて百四十余年。
慶応3年創業当時、店が逢坂山の関所近くにあるため、京へ向かう武士がたくさん訪れ、武具や印籠のひもを修理していった。
現在、滋賀県指定伝統工芸品「藤三郎紐」の4代目、太田耕吉代表が作る組紐は全国でも珍しい草木染めである。(3代目は大津市無形文化財)
紅花やウコンなどの自然素材を用いた草木染めは先代が取り入れたもので、繊細な色合いが全国の顧客から高い評価を得ている。

<約1000本の絹糸と14の工程>

草木染めの組紐は、先ず絹糸を染め、より合わせて長さをそろえる。組台を使って
組み、しわをのばす。組紐を作る組台には何種類かあるが、主に使うのは歯車が
かみ合う昔からのガチャ台とも呼ばれる「内記台」で、全国でこれを使いこなせるのは
当社の太田代表ただ一人である。32玉から48玉の糸を組み合わせて1本の組紐を作る。
織物と異なり、「縮む力」が出るよう組み上げなければならない。伸び縮みしないと
ひもをきゅっと結べないからである。
「内記台を操る力の入れ具合ひとつでひもの固さが変わる。固過ぎず柔らか過ぎない
絶妙のあんばいに仕上げるためには機械では無理である。手組みの技あってこその
味わいはここにある。」
1本の紐に約1000本の絹糸を使い、14もの工程を経て完成させる。

現在、大学生を2週間預かって染めや組紐作りを体験させたり、園児に草木染めを
教えたり、予約制で組紐の携帯電話ストラップを作る体験教室も開いている。

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企業情報

所在地 滋賀県大津市逢坂1-25-11
電話番号(代表) 077-522-4065
FAX番号(代表) 077-522-4121
Eメールアドレス ota-ko@sannet.ne.jp
ホームページURL http://www.page.sannet.ne.jp/ota-ko/
代表者名 代表取締役 太田 浩一
設立年月日 慶応3年(1867年)
資本金 300万円
従業員数 3名
業種 繊維工業
業務内容・概要 草木染め手組み組紐
主要製品 手組み紐、草木染め帯揚げ・帯締め、江戸打紐、ネクタイ、ストラップ 他
主な取引先 組紐問屋
取引金融機関 京都中央信用金庫、滋賀銀行